フリーダイビング とは？

スキンダイビング（素潜り）に

「競技規則」

「安全確保のための教育、人的・物的な備え」

を加えることで、安全に潜ることの知識を身につけ、

体に何が起こっているのかを理解した上で行うスポーツです。

ダイビングのような水中で呼吸をするための装置を持たず、

自分の一呼吸でどれだけ水中にいられるかを競います。

と一言でいっても、競う内容は様々！

世界大会団体戦で行われる種目で、

フリーダイビングの代表的な種目はこちらの３つ！

コンスタントウェイト ウィズフィン(CWT)

〜どれだけ深く潜れるか〜

ダイナミック ウィズフィン (DYN)

〜どれだけ遠くまで泳いで行けるか〜

スタティック アプネア(STA)

〜どれだけ長い時間呼吸を止めていられるか〜

他にも、フィンをつけるのか、ロープをつたっていいのかなどで細かく種目は分かれており、

プール種目が全4種類、海洋種目が全4種類の合計8種目があります。

１スタティック・アプネア（STA）

呼吸を止め、水面に浮き、その時間を競う。

２ダイナミック・アプネア・フィン無し（DNF）

呼吸を止め、フィンをつけること無く泳ぎ、水平に何メートル潜水できるかを競う。

３ダイナミック・アプネア・フィン有り（DYN）

呼吸を止め、フィン をつけて泳ぎ、水平に何メートル潜水できるかを競う。

４コンスタント・ウェイト・フィン有り（CWT）

呼吸を止め、フィン をつけて自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競う。潜水中、ウエイトの量を変えてはならない。またガイドロープをつたって潜降、浮上してはならない。

５コンスタント・ウェイト・フィン無し（CNF）

呼吸を止め、フィンをつけることなく自身の泳力だけで垂直に何メートル潜れるかを競う。潜水中、ウエイトの量を変えてはならない。またガイドロープをつたって潜降、浮上してはならない。

６フリー・イマージョン（FIM）

呼吸を止め、フィンを装着せずにガイドロープをつたって垂直に何メートル潜れるかを競う。潜水中、ウエイトの量を変えてはならない。

７ヴァリアブル・ウェイト（VWT）

ザボーラという乗り物に乗って潜降し、ロープを手繰って浮上する。潜水中、ウェイトの量を変えても良い。

８ノー・リミッツ（NLT）

ザボーラという乗り物に乗って潜降し、浮上する。浮上にエアリフトなどを使用しても良い。また浮上にガイドロープをつたっても良い

ちなみに・・・

息止め世界記録はどれくらい？

ギネス記録があり、２０１５年にアレイクス・セグラさんという男性が

純酸素を吸った上で水中で２４分０３秒息を止めるという記録を樹立しました！！！

純酸素を吸わないでの記録は

世界記録で１１分３５秒！！

日本では廣瀬花子さんの７分３秒が日本記録だそうです。

息を止めをしている時の無の感覚は、

今まで経験したことのない気持ち良さを味わうこと間違いなしです。

ただ力を抜いて水に浮いているだけの

何も考えない心地よさ、

自分の息の続く限り水底から眺める水面の光、

水中から見る空、

まだまだ未知の体験はすぐそこに沢山あります。

無理をして息を止めるだけではなく、

気持ちよく息を止められるように心がけながら練習しましょう！